謝氏生物科技と一緒に、
積極的に自分の健康を管理しよう!

何が我々の健康を決定するのでしょうか?

2010-01-23

遺伝子が一生の健康の傾向を決定し、生活習慣が病気の引き金を左右します。もちろん、病気になるかどうかは遺伝子の問題だけではありません。時として、環境、生活習慣の影響も大きなものとなります。例えば、我々人類の約5%が容易に精神疾病を患うという遺伝子を有しています。これらの精神疾病関連の遺伝子を持つ方の大部分は普通に生活していれば病気は発生しません。高い精神的プレッシャー(例、戦争が起こる、免罪となる、ひどく悪く思われるなど)の環境下で病気が発生します。

 


また例えば、2人の兄弟のうち、兄が太っていて、弟は痩せているとします。2人は一緒に生活し、同じものを食べても、1人は太っていて、1人や痩せています。太っている方は自然に高血圧、高血糖、高血中脂肪のいわゆる「3高」の病気になりやすくなります。そのため、生活クオリティに大きな影響が及ぼされます。この2人の兄弟の体型を決定付けるのが、遺伝子です。つまり、2人の兄弟は両親から性質の異なる遺伝子を受け継いだのです。個人の運命は非常に予測し難いものです。しかし、11人の一生の健康状況は、容易に予測することができます。両親の体格、丈夫さにより、その子供の健康状況が予測できるのです。

 


上述の体型の異なる兄弟の例において、我々は生活経験によりこの兄弟の両親も1人が太っており、1人が痩せていると考えます(多くの状況においてこの予測が成立します。もちろん、例外もあります)。太っている、痩せているという特徴において、2人の兄弟の内、1人は父親の特徴を継承し、もう1人は母親の特徴を継承しています。この2人の兄弟の身体には、多くの生物学的特性があります。例えば、せっかちか落ち着いているか、歩くのが早いか遅いか、音楽の才能、計算能力などです。これらは全て両親のどちらか一方の特徴を継承しています。しかし、これらの継承は相対して比較的任意で、両親のどちらか一方の全ての特徴だけを継承することはありません。中学で生物学を学んだ方は、各自が父親から1つの遺伝子(単倍体、遺伝子科学の小冊子をご参照ください)と母親から1つの遺伝子を継承しており、計2つの遺伝子を有していることを知っています。では、なぜ各自外見が異なり、性格が異なり、かかる疾病も異なるのでしょうか?元々、これらは父親と母親の2つの遺伝子からきており、細部において異なり、これらの細部の差が人の外観、性格、才能及び品格の上でのすべての特徴を招くのです。覚えておいてください。人の基本的品格は、実は遺伝的なものなのです。では、健康関連の遺伝子は同じでしょうか?もちろん、これも遺伝によるものです。


我々の人体において観察できる疾病は計18,000種類あります。火傷を除いた全ての疾病に遺伝子的背景があり、遺伝子が内因として起因作用となっているということが言えます。一部の人々は不可解そうに、「私は風邪を引きましたが、これはインフルエンザウィルスによるものです。何故、私の遺伝子と関係があるのですか?」と聞いてきます。これは良い質問です。しかし、遺伝子と関係があるのです。ある人はよく風邪を引き(一年に34回)、ある人はそれほど風邪を引きません。またある人はほぼ風邪を引いたことがありません。これはインフルエンザウィルスが我々の呼吸器官の粘膜細胞に感染する際、我々に一種の酵素からもたらされるインフルエンザウィルス活性化をもたらすためです。これらのインフルエンザウィルスを活性化する酵素は、遺伝子により制御、生産されます。異なる点は、各自が生産する酵素の量と活性化に差異があることで、これらの差異は遺伝子により決定されます。よって、できるだけ一緒に生活していも、ある人はインフルエンザにかかり、ある人は免れるのです。これは偶然などではなく、背後には遺伝子が作用しています。



しかし、同じ家族内でインフルエンザにかかった人がいる場合、通常、大部分の家族が一緒にインフルエンザにかかります。これは家族の間に血縁関係が存在し、遺伝子の関連性が存在するためです。ある人の両親がインフルエンザにかかり、その人に適切な措置が取られなかった場合、一般的にはインフルエンザから免れることはできません。


では、インフルエンザから免れる方法はないのでしょうか?もちろんあります。遺伝子的背景が良好ではなく、インフルエンザになったと確信した際、多くの措置を取って予防することができます。例えば、一時的に外出せずに家にいる(一週間で、インフルエンザ患者は別の人への感染能力を失います)、または毎日酢(または醋酸)を部屋に焚いて自己の呼吸器を酸性の状態にすることでインフルエンザウィルスの活性化及び呼吸器の粘膜細胞への感染を防ぐことができます。


よって、遺伝子の背景が病気にかかる確率、各自の一生の健康傾向を決定し、一方で、生活習慣や疾病関連への知識が最終的にその疾病にかかるかどうか、そして一生の生活クオリティを決定します。